ETC (JRM-11)の修理 (1)

ヤフオクで買ったETCをバイク屋さんでセットアップしてもらって使っていましたが、いつの間にかゲートが開かないようになっていました。初めて開かないことに気づいた時は、開くものと疑わずに料金所に入り、急ブレーキをかけて停止するというタブーをやってしまいました。

 

LEDは緑点灯で正常になっているので、アンテナの断線や接触不良が怪しいと見て、アンテナ周辺の同軸ケーブルを確認したり、アンテナ線のコネクタを抜き差ししても解決しません。

軽く相談したバイク屋さん(設置してくれたところとは違う店)は、「アンテナの位置と向きを変えてみたら」とのご意見でした。その設置で何度も、問題なくゲートオープンしていたので関係ないとは思いながら、垂直に設置していたアンテナを移動して、水平にしてみましたが、変わりません。

ネットで調べると、JRM-11のアンテナ断線の情報はいくつもありました。アンテナ部分だけを買ってもいいかなと思っていましたが、部品は売っておらず、皆さん自分で修理されているようです。

普通に使えていたものが突然ダメになるという症状の方はアンテナ線のコネクタが問題だったという記事を参考に確認しました。

 

ごつい防水コネクタを外して、嵌合側の切り欠きにマイナスドライバーを突っ込むと、写真のような同軸コネクタが見えます。

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オス側

真ん中の信号線が引っ込んでいると、メス側に届かないので、修正したら治ったという記事がありましたが、私のものは十分に出ていて、接触不良になるようには見えません。

きちんと、ETC本体とアンテナの導通を確認するべきなのですが、アンテナ側はT8、本体側はT10のトルクスが必要です。アンテナ側を分解するためのT8を持ってないので、まずは記事を信じて、防水コネクタを外した状態で接続して確認しましょう。

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こんな感じで、特にコネクタ周辺の加工に問題があるように見えません。

とりあえず、力いっぱい押し込んで、絶縁テープを巻いて高速に乗ってみるか。

でも、防水コネクタがついている時でも、同軸コネクタの位置を見ると同じように嵌合しているはずなので、これで治るのか?

 

ツーリングのついでに高速に入りましたが、ゲートは開きませんでした。。。

 

しょうがない、トルクスレンチを買って分解するか。