クラッチケーブル交換 (2)

長いクラッチケーブルでも使えるには使えますが、曲がっている分クラッチが重くてつらいです。

ワイヤーはカットできそうもないので、結局またヤフオクで買いました。

 

長さで失敗したので、長さが記されているNTBの新品にしました。

上がNTBのBandit 250用、下が元々使っていた純正ケーブルです。ともに1mくらいです。

微妙に違いはありますが、動作に影響しそうな部分は同じで問題なさそうです。

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長すぎたケーブルは下の写真のように、20cm以上長いです。

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やり直しは、手順も覚えているし、必要な工具・ツールも分かっているので、さくさくと進み、1時間弱で調整までできました。

最初いいかげんな調整位置にしていたら、常にクラッチが切れている状態になっていて、ギアを入れてもバイクを押して動かせる状態でした。組むのに失敗したかとビビりました。

クラッチ側もレバー側もケーブル両端のネジを結構深く入れる必要があります。ねじ込みが浅いと、クラッチが切れっぱなしになります。

 

調整ができるとクラッチが普通に使えるようになりました。

残念ながらクラッチは軽くならず、前とほとんど変わりませんでした。元のケーブルは、結構古いケーブルだったけど、動作に問題はなかったようです。

 

動作は変わらなくても、新しいケーブルで見た目が良くなったので、これで満足です。

しかし、ただのケーブル交換なのに、なかなかすんなり行かないものです。

あと、スロットルケーブル 2本とチョークケーブルも買ってあるのですが。。

 

クラッチケーブル交換 (1)

サビが気になっていたクラッチケーブル。いつか交換しようと、部品を購入していました。

すでに純正部品はなくなっていたので、ヤフオクで買い、ずっと置いていたものに

いよいよ交換です。

クラッチケーブル交換はそんなに難しいものではないですが、タンクやスプロケットカバーを外したり、回らないクラッチレリーズキャップの関係が良くわからなかったりといろいろと億劫で延ばし延ばしにしていました。

まず、レバー側のケープルを外し、スプロケットカバーを側を外します。

スプロケットカバーは、5mmの六角レンチがあれば外れるはずでしたが、純正ポルトではないので、8mmのメガネレンチで外します。一箇所だけ窪んでいるため、メガネレンチが入らず、ソケットレンチが必要でした。一度作業中断で、ソケットを買いに行くはめに。。。

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スプロケットカバーが外れると、クラッチケーブルを外すのは簡単でした。

レバー側のケーブルを外しているので、抜けないように曲げられている爪をラジオペンチで伸ばし、ケーブルを緩めて横にずらせば外せます。

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チェーンオイルでかなり汚いので、パーツクリーナーを少し吹いて油を落としてから、ケーブルを交換します。逆順で、スプロケット側からケーブルを付けて、スプロケットカバーを戻します。

 

クラッチレバーにケーブルを繋いで調整だけのはずが、ここで問題発覚。

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ケーブルが長すぎ !!

本当はクラッチからハンドルまで直線的にケーブルが通っているのですが、このケーブルは長すぎて、エンジンの右側まで迂回しています。

とりあえず調整して使えるようにしてみましたが、曲がっている分クラッチが重くて改悪になってしまいました。

さてどうするか?

SH847へのレギュレータ交換 (3)

簡単なステーを作ってリアブレーキのリザーバタンクを固定しました。

これで取り付けは完了。

 

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取付完了

300kmほどのツーリングをして、レギュレータ交換の効果を確認しました。

気のせいか、エンジンの回転が軽く絶好調のように感じました。人間の方が久しぶりの遠出で、お尻や足が痛くなって疲れましたが、無事に帰って来れました。

問題があると帰って来れなくなるような部品交換の直後に、300km もツーリングするのはお勧めしません。

 

①バッテリー電圧

以前は、13.00Vで30%の充電容量を続けていたようですが、ツーリング後に測ると 13.97V でめでたく90%以上の充電ができました。

買って8年間、問題なかったですが、純正レギュレータはぎりぎり給電できる状態だったので、レギュレータを交換して良かったです。 

 

②発熱

気温は、28℃くらいでヘルメットを被って停まっていると暑いくらいでしたが、まったく発熱しません。手で触っただけですが、体温は超えてなさそうでした。リアサスのピギーバックの方が熱を持っていました。こちらは40℃以上はありそうな感じ。

リチウムイオンバッテリーのすぐ近くにレギュレータを配置したので、高温になるとバッテリーが心配ですが、大丈夫そうです。

 

③燃費

乗っている感じでは、少し良いかなと思いましたが、結果は 23.2km/L 。ハイオクです。

残念ながら変化なしでした。同じガソリンスタンドの同じ場所で同じように給油したのですが、無念。少し多めに入れたところもあるので、燃費はしばらく見ていきたいと思います。

遠乗りしても 24km/L に届かないことがこの8年で分かっているので、少しでも良くなれば気付けると思いますが、期待薄かも。。

 

2020年8月2日 追記

2週間の間、給油以外には動かさずに置いていた状態でバッテリー電圧を測りました。

Key OFF時に13.97Vだったのが、13.45Vまで低下していましたが、まだ80%以上の充電率なので、こんなものかなという感じです。

大きく変わったのが、エンジンをかけた時の電圧です。アイドリングは、13.0V → 14.2V、5000回転くらいでは、13.7V → 14.7V と他のページでの数値に近くなっていました。これまでは、バッテリーが充電不足だったのかも知れません。

SH847へのレギュレータ交換 (2)

スイングアームと接触しそうなのは、レギュレータを横向きにすれば解決できそうと分かり、こんな銅板ステーをくっつけて、横向きにしました。

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銅板ステー

 

部品を買っても取り付けるのに苦労し、準備に日数がかかりました。。

梅雨の合間の曇った日にようやく取り付け。

外れない純正レギュレータがあって、よく見えませんが、何とか収まっています。

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左側

右側はこんな感じ。高級なオープンタイプレギュレータ、新電元製のSH847AA !

 

邪魔なリアブレーキのリザーバタンクは、小ぶりなものに交換しています。いまはタイラップでフレームに固定していますが、銅板にステーをつけるつもりです。

リアサスのピギーバックとのクリアランスはぎりぎり。(干渉しないと信じたい)

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右側

さて、動作確認です。

交換前のバッテリー電圧は、アイドリング時に12.9V、5000回転で13Vくらいで、サービスマニュアルにある「5000回転で13~16V」という下限値でした。発電能力が落ちているのかも知れません。だからウィンカーとニュートラルランプの明るさが連動していたのかな。

SH847では、アイドリング時に 13.0V、5000回転で 13.7V くらいでした。14.5Vくらいになるかなと予想していたので、意外に低いなと感じました。

リチウムイオンバッテリーは14V以下で充電する方が良いとかという記事も見たので、ちょうど良し! ということにしておきます。

 

エンジンへの負荷が減って少し燃費が上がるらしいので、この夏にツーリングして確認したいと思います。

スカイリッチのバッテリー単体の電圧は、13.0V だったので、充電容量は30%くらいしかないようです。(13.1V: 40%  13.12V: 50%  13.13V: 70%  13.27V: 80%)

レギュレータが良くなったら、充電容量も増えると思うので、ここも期待したい。

 

2020年7月11日 追記

アイドリング回転数が上がるという記事がありましたが、確かにこれまでよりも100rpmくらい上がった時もありました。帰ってからアイドリングを落としました。

また、近場をぐるっとまわり、数回エンジンをぶん回しましたが、レギュレータの発熱はほとんどありませんでした。同じサイリスタ型でも純正はあっちっちというくらいなのに対して、あれっ気温くらいかな?人肌くらいか? というくらい発熱が違います。
 

SH847へのレギュレータ交換 (1)

バンディットを買ったときに新品にしてくれた鉛バッテリーが5年も使えたので、レギュレータは問題ないと思いますが、ウィンカーをLEDに替える前は、アイドリングでニュートラルランプがウィンカーが点くタイミングで暗くなってました。

ウィンカーをLEDに替えてからは、問題ないのですが、アイドリング時の発電量が少ないかもと思っていました。

ランプ系はほとんどLEDに替え、バッテリーもリチウムイオンにしたので、レギュレータも新しくしようと、いろいろ調べるとオープン式ならエンジン負荷が下がると分かりました。小排気量車にいいですね。

 

オープン式レギュレータはそれほど多くの種類が出ていないようで、中古品などもほぼありません。スズキ V-Strom 1000 の純正部品を Webike で購入。

1.5万円くらいなので、ちゃんとしてそうな中古品とあまり値段は変わりません。

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レギュレータ比較 左:純正 右:SH847AA

 

届いたレギュレータをみると、でかくて重い ! 

左の純正品はコネクタとハーネスを使うために、ヤフオクで千円で買ったものです。

純正が150g くらいなのに、SH847 は500g もあります。

ここに、ごついコネクタとハーネスが追加されます。

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ハーネスの材料

さて、どこに着けよう。

純正部品の場所には収まりそうもない。(そもそもねじが緩まず外れないし。。)

クーラントのリザーバータンクをリアカウル内に移しているのでここかなあ。

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取付場所の検討

この位置でも、リアサスがフルボトムするとスイングアームと接触しそうです。
リアブレーキのリザーバタンクも邪魔だなぁ。。

後半につづく

 

メーターパネル交換 おまけ

メーターパネル交換とランプのLED化のついでに、ヘッドライトボディーも交換しました。あまり目立たないところですが、結構深い錆が出ているので、3年くらい前に純正部品を買っていました。ようやく交換できました。

そういえば、クラッチケーブルとか買ったまま交換してないものがあと少しあるな。。

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3つの穴にどの線が入っているのか、記録するために写真を取れば、特に難しいことはなく交換できました。

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内側の錆はひどい状態。。

新品はもちろんピカピカです。

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ヘッドライトは3年半前に、3000円の中華LEDに替えていますが、問題なく使えています。

ヘッドライト、テールランプ、ウィンカー、メータパネルをすべてLED化し、バッテリーもリチウムイオンに換えて満足していますが、ジェネレータとかレギュレータは大丈夫なのだろうかとかなり気になって来ました。

オープン式のレギュレータにしないとやばいかなぁ。。。でも4年近く使えているので、火を噴くとか、バッテリーがすぐに死ぬとかはないんだけどね。

知らずにLED交換して結果オーライだったけど、もきゅうさんのYouTubeを見てしまった今、ジェネレータとエンジンの負荷を下げられそうなSH847が気になる。

メーターパネル交換 (2)

メーターパネル交換のついでに、ランプもLEDにしようかと。

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T5のウェッジ球もいろいろあって良くわからないのですが、拡散した方が良いので、超拡散とか書いているやつを白と青の2種類を買いました。

左が青で、右が白です。

メーターパネルは、最初青LEDにしたのですが、ニュートラルランプと水温表示が青なので、白LEDに交換しました。いろんなサイトに書かれているように、LEDは極性があるので、交換するたびにキーをONにして、点灯を確認する必要があります。作りの悪いウェッジ球は、抜く時に細い針金のような端子が曲がることがあるので、要注意。

 

作業は明るいうちにやって、暗くなるまでお気に入りの砂浜で時間つぶし。。

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40分ほど走って、暗くなってからの見え方を確認しました。メーターのバックライトは明るさにムラがあって、もっと拡散して欲しいところですが、まぁ我慢できる範囲かなぁ。写真よりは、白く、ムラがあるように感じます。

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ニュートラルランプは本来緑色なんですが、青LEDを入れたので真っ青です。かつ、かなり明るいです。

以前は昼間に直射日光が入るとニュートラルランプが点いているのかどうか分からずに不便を感じていたのですが、この問題は完全に解決しました。直射日光が当たってもはっきりと点灯が分かります。

ウィンカーには、白LEDを使ったので、結局青LEDは一つしか使わず、全部白LEDで良かったのでは、という気もしますが、5個千円くらいなのでまぁ良しとしましょう。

 

メーターパネルも交換したし、メッキパーツも磨き、ランプも明るくなったのですっきりしました。